野村克也は、元プロ野球選手。南海・ロッテ・西部と渡り歩き、数々のタイトルを獲りました。中でも捕手で三冠王は、初めての事。
また監督というチームで指揮する事も、南海・ヤクルト・阪神・楽天で経験。ヤクルト時代は日本一も達成させたのです。
今回はそんな偉人の名言にスポットを当てて、紐解いていきましょう。
野村克也の名言
紹介する名言がコチラです。
この言葉は、ある出来事を見て経験し、いつも思っていた内容。監督という職業は、安心したらダメなポジション。いつも油断大敵と、心に刻んでおかなくてはいけないようです。
次の章では名言を作った出来事など、深堀してみます。
野村克也の名言の意図とは
野村克也が言った「監督は選手と同じレベルで試合を見ていてはいけない。選手を動かすのは監督なのだから。」という内容。
上記の章でもお伝えしましたが、これはある出来事が影響されて出た言葉なんです。それが、”江夏の21球”で有名な試合。1979年の広島対近鉄日本シリーズ第7戦目。
広島に1点リードされた近鉄が9回裏無死満塁で、近鉄監督の西本幸雄氏がニコッと笑っていた。それを見た野村克也は、「危ない」と思ったらしく、案の定得点を奪えずに近鉄は破れた。この出来事が、彼に与えた大きな影響だったのです。
野球はゲームセットまで何が起きるかわからない。ベンチが勝ったというムードになった時が一番危ない。監督は、「まだ試合が終わっていないぞ!」と、選手を引き締めなければいけない存在。
野村克也はそう思い、意図的にやっていたのです。まさに油断大敵ですね。
野村克也の監督業・年度別打撃成績
以下が、野村克也の監督時代です。長い間、指揮を取ったのですね。
引用:Wikipedia
以下が現役時の選手成績。素晴らしい。。。
引用:Wikipedia
経験と実績が凄いから、今でも人気ある人物なんでしょうね。
まとめ
今回野村克也の、「監督は選手と同じレベルで試合を見ていてはいけない。選手を動かすのは監督なのだから。」という言葉をピックアップして、深堀してみました。
野村克也は己に対し、隙は見せたらいけない、と思ったのでしょう。だから、こんな言葉が出たのだと思います。もっと指導してもらいたかったです。
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