野村克也は、74歳まで楽天の監督を務めた人物。その他、若いころから南海・ヤクルト・阪神と、監督としてチームを率いました。さらに現役の選手としては、捕手で史上初の三冠王も獲得した偉人です。
野球解説者としても名高い彼の名言に今回はスポットを当てて、紐解いていきましょう。
野村克也の名言
紹介する名言がコチラです。
この言葉は、監督を歴任し、経験を積んで出た言葉です。
野村克也は高校を出てすぐプロ入りしたため、学歴が無いことを自覚し、日々本を読み漁って学んでいました。読書は知識の宝庫とさえ言っています。
そして野村IDとも呼ばれるくらい、データを取り入れるという意味の理論で、チーム改革を行ったわけです。野村再生工場としても、いろんな選手をよみがえらせましたよ。
次の章では名言の意図を、深堀してみます。
野村克也の名言の意図とは
野村克也の「言葉を持たない指導者など何者でもない。」という言葉。これは監督業を任されて経験したからこそ、そう感じた内容です。
選手を率いるうえで最も重要な事がミーティング。どんな野球を目指しているのか選手に伝える為、彼は表現力を磨いて説得させる力を重視させたそうです。
また信頼を得るためには、選手を指導という一歩先を行き、野球論・技術論と共に一般社会論も教育したそうです。なおミーティング時は、ちょっと耳にしない洒落た事を言わないと、選手は胸を打たれないし感動しないようで。
だから監督は日々勉強だし、「言葉を持たない指導者など何者でもない。」と、ハッキリ言えるのだそうですよ。言葉に説得力がありますね。。。
野村克也の監督業・年度別打撃成績
以下が野村克也の監督時代の成績です。ヤクルト時代が特に素晴らしい。
引用:Wikipedia
以下が選手時の成績。三冠王が凄いですよね。
引用:Wikipedia
ここまでの経歴がスゴイ。だから一つ一つの言葉に重みを感じます。
まとめ
今回野村克也の、「言葉を持たない指導者など何者でもない。」という言葉をピックアップして、深堀してみました。
野村克也は実際に長年指導を経験し、言葉で選手を納得させたからこそ、こんな名言が出たのだと思います。言う事本当に当たってましたからね。。。
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